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壊死

【壊死】
生体内におこる局所的な組織の死をいう。

生体の組織、細胞は血液循環や神経の作用によって生きているわけであるが、これらに障害がおきた場合や、高熱、低温、薬物、毒物、圧迫、電流、放射線、分泌物の誤流といった、細胞を直接障害死滅させる因子によって、壊死の状態が生ずる。

壊死に陥った組織では、細胞全体が崩れ、細胞の境界が不明となり、ついには消失する。

さらには、核がばらばらになったり、濃縮したり、壊れたりというような種々の様相も呈する。壊死には、死滅した組織が不溶性の物質になる凝固壊死(心臓、脾臓(ひぞう)、腎臓(じんぞう)などにみられる梗塞(こうそく)、結核結節の乾酪(かんらく)化巣)と、軟化し液化に陥る液化壊死(脳軟化巣)とがある。

壊死をおこした組織に対して、生体は異物と認識し、吸収、被包などの種々の処理反応を示す。




看護や介護の現場では、 褥瘡(じよくそう:床ずれのこと)という形で壊死を目撃するらしい。
ひどく痛むこともあれば、無痛の場合もあるのだとか。


【褥瘡の症状】
褥瘡は様々な深さ、広がりを呈します。
浅いものは、皮膚の発赤やびらん(浅く皮膚がむけたもの)ですみますが、深くなれば皮下脂肪や骨にまで達します。

また、広がりも様々でクレーターのようになっているものもあれば、表面は小さくても中に大きなスペースを形成(ポケット形成)しているものもあります。感染の程度も様々で、深く感染が及んでいるものもあり、壊死(えし)組織(死んだ組織)が付着していることもしばしばあります。

難治性潰瘍の場合も褥瘡と同様に、様々な深さ、広がりを呈します。とくに、軽快と増悪を繰り返している潰瘍は周囲に固い瘢痕(はんこん)組織を認めます。できあがった皮膚もすぐにはがれるようなもろいものになっている可能性があります。





高校生だったころ、生物の先生が『パラサイト・イヴ』をコピーして配ってくれたことがあったのだけど
「ミトコンドリアが意志をもつ」みたいな思想が当時のわたしにはそもそも受け入れられなくて、そんな小説を読んだことすら忘れていた。

この『パラサイト・イヴ』のことをふと思い出して、調べてみると「ミトコンドリアは自らの遺伝子のため生物に寄生している」という学説のもと作られていて、著者の瀬名英明は薬学部出身なのだとか。


壊死、細胞死、褥瘡、創傷の治癒過程…それらを説明する医学的な文章はどこか文学的で感傷的、小さな小さな細胞のあれこれを越える空気感があるような気がして何度も反芻してしまう。(『パラサイト・イヴ』もそんな発想から派生した小説なのでしょうか。)


どうにも手がつけられないと自らもしくは他人の感情から逃げるとき、自分を取り巻くものが手に負えない様相を呈しているのを見たとき、過去を想っているとき・・

かつては絶対的な死や絶望感、孤独感を連想させたのだけど、

今は、循環と日々を持って生きているというのに、肉体・精神・感受性…そのどれなのかも分からないけれどわたしを構成する柔らかな皮膚や肉をどんどん失って、その干からびた死骸を貼りつけているような感覚を覚える。骨ばった部分が見ていて滑稽で、時にひどく痛くて、何だかわたしは泣きながら笑ってしまう。

2012.06.24 | | コメント(0) | トラックバック(1) | 写真じゃないこと

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【壊死】生体内におこる局所的な組織の死をいう。生体の組織、細胞は血液循環や神経の作用によって生きているわけであるが、これらに障害がおきた場合や、高熱、低温、薬物、毒物、...

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