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秋の夜

君の本を持つ手のことを思って、そこにある本のこと、しまわれる本棚とその所作のことはもうずっと好きだと確信するかなしさ。

2019.10.03 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

ないまぜ

あれは映画だったか、それとも誰かから見聞きしたものだったのか、本当にわたしが見たことなのか。
もう自分の言葉も実感も持たないわたしには境目がわからなくて、夢も妄想も他人も。ただちらちらと流れていく断片を、見開いているだけの目で、追うこともできずに。

2019.08.25 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

輪郭

滑稽で浅はかな言葉で塗り固めた輪郭は、他人に見せるためのもののようで、もう何者でもない自分を囲っておく大事な大事な死骸たちの集合。

2019.06.22 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

答えのない、何の役にも立たない文字の羅列や、その時々でストーリーが変わっていくかのようなぼんやりした映画、別にわたしのことを待っているわけでもない居場所、そういう世界が今の私には閉じている。
みんなのいるところにいるわたし。
記号のような共感や喜び、くだらない満足、そういう幸せめいたところに暴露されて、錆になっていく。

2018.09.19 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

思い出せなくなる

あの時の私たちの言葉、温度、まとっていた水分、匂い。
目を閉じて思い出そうとするのだけど、見えるのは君の部屋の、窓からの景色だけ。
今、何を読んでいますか。何を聴いていますか。どんな映画を観たの。あの頃みたいにわたしに話して。

2018.05.19 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

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プロフィール

kito yukari*

Author:kito yukari*
NATURA CLASSICAで撮る、日々。

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